B-THREE BLD.スタイリストの佐藤雄樹【310】です。
お仕事の関係でカラーが出来ない方もいらっしゃいますが、今はほどんどの方がヘアカラーを楽しまれています。
いや、待ちなさいよ、あなた私は楽しんでるじゃなくて「仕方ない」から染めてるのよ!
って方も中にはいらっしゃると思います。そう、人類最大の敵といっても過言ではない「白髪」です。
でも、せっかく染めるなら「カラーを楽しんで欲しい!」
今日はそんな気持ちになれるかも知れない!?白髪のカラーについてお伝えします。
「白髪染め」=「暗くなる」という固定概念を取り払おう
昔の「白髪染め」は「黒」もしくは「黒に近い茶色」に強制的に連行される代物でした。
そのイメージの甲斐あってか、今でも、白髪が生えて来たら暗くしないといけない(明るいヘアカーはもう出来ない)、と思われているお客様も少なくありません。
そこで今回はスタッフの池田麻衣さんことジャイさんをモデルに実証してみます。
カウンセリング
ジャイさんは 『白髪率40%強』 という、意外性美容師の筆頭格です。
結構伸びています。
何故、「白髪染め(グレイカラー)」は暗くなるのか?
白髪は髪の中に色素がない「白」の状態です。
日本人の髪の毛は「黒」ですから地毛の黒には沢山の色素が詰まっています。(正確には赤・青・黄の混ぜ合わせ)
白髪の部分は濃いブラウンの色素を投入して「暗く」しながら、地毛の黒の部分は「明るく」する工程が必要になります。
これを1本のカラー剤で可能にしたのがいわゆる「白髪染め(グレイカラー)」と呼ばれています。
お洒落染め(ファッションカラー)とどう違うのか?
ファッションカラーはグレイカラーに比べて「彩度」を豊かに表現できる代物です。
色素の濃さよりも、色味表現に力が入れられているので、ファションカラーで白髪を染めても↓
”ブラウン”の量が少ないので白髪は染まりません。なので明るくはなるけど白髪が浮いて見えるんですね。
これがファッションカラーとグレイカラーの大きな違いです。
「”ブラウン」の量が圧倒的に違う”、ということが言えると思います。
この点から、「白髪染め(グレイカラー)=暗くなる」というイメージがあるんですね!
最近の白髪染め(グレイカラー)は明るく染められる
カラーメーカーさんの努力のお陰で今は9〜10レベルくらいの明るさまでは白髪も染められるようになりました。
※白髪の量にもよりますが昔に比べたら確実に進化しています。
そして、色味幅が少なかった昔に比べて、今は色味も楽しめる様な設計になっています!
と言う事で、ジャイさんにお任せ頂いたので明るく彩度豊かに染めれるか実証してみます。
いつもベージュ系のブラウンで染めているので、今回は彩度豊かな明るめのレッドブラウン系のカラーを狙ってみます。
↓↓↓
白髪がしっかり染まっていますね!!!
しかも明るく染まって、かつ色味もしっかり出ているのがいるのが分かりますか?
ジャイさんに使ったテクニックはこれだ!!!
「ファッションカラーとグレイカラーをMIXする」
両者のいいところを取り入れよう!という発想から、どうしても分けて考えられがちな2つのカラー剤をミックスしました。
今回はツヤの出るレッド系のブラウン(7レベルのグレイカラー)と彩度の高いレッド(8〜10レベルのファッションカラー)をミックスしたレシピです。
↓↓↓↓
今回は白髪のある方へのアプローチをご紹介しましたが、逆に白髪のない方にもグレイカラーを混ぜて使うこともあります。
白髪があるから白髪染め、ないからお洒落染め、という価値観ではなく、その方に必要な要素に最適なご提案を心がけています!
是非、ヘアカラーをもっと楽しみたい方はご相談くださいね♬
次回のサトブロ予告☞「ちょっと待って!安易な黒染めにご用心!」
お楽しみに!
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